第2回教員研修

2015年12月9日には、OECDジャパンセミナーやOECD Education2030国際会議に参加する海外の専門家をお招きして、OECD日本イノベーション教育ネットワーク研究会を開催しました。

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NPDL(New Pedagogy for Deep Learning)ディレクターであるマイケル・フラン博士、CCR(Center for Curriculum Redesign)代表のチャールズ・ファデル博士、アジアソサエティ副代表・教育部門責任者であるアンソニー・ジャクソン博士、WALS(World Association of Lesson Study)会長であるクリスティン・リー博士、21century Skills Academic Forumのディレクターであるトーマス・レクナー博士、オーストラリア教育学会のフェローであるジュリア・アトキン博士、ACARA(Australian Curriculum, Assessment and Reporting Authority)のカリキュラムディレクターであるフィル・ランバート博士、そしてOECDからシニア・アナリストを始めとする3名の方々、といった錚々たる専門家をお招きして、ISNの研究活動への助言をいただきました。

 


 

午前はマイケル・フラン博士とアンソニー・ジャクソン博士から、それぞれご講演をいただきました。そして、午後は各クラスターから実践と研究を紹介し、ディスカッションを行いました。第一部では「生徒の成長」をテーマに、広島クラスター・和歌山クラスター・高専クラスターが発表を行いました。それから、「教員の成長」をテーマに東北クラスター・福井クラスター・学芸大学ボランタリークラスターが発表を行いました。プロジェクト学習による生徒の変容を評価することの難しさ、カリキュラムのみならず学びの環境を整理することの重要性など、数多くの助言をいただきました。また、専門家からの正課の授業と連動しなければ普及が難しいのではないかという指摘に対して、文化祭・体育祭や部活などの「特別活動」が正課と連動して生徒の成長を促す日本独自の教育システムを紹介し、議論が深まる場面もありました。

 


 

研究会のあとのレセプションでは、G7教育大臣会合の準備会合を終えたOECD教育スキル局のアンドレアス・シュライヒャー局長にも参加いただきました。また、事例発表として島根県教育魅力化特命官岩本悠氏より隠岐島前高校の事例、田園調布雙葉高校の小林潤一郎先生よりEducation2030ツールキットを使った高校生が2030年のコンピテンシーを考えるワークショップの事例が紹介されました。レセプションには、研究協力企業やボランタリークラスターを含む大勢の方々に参加いただき、様々な対話が行われました。